Ryo Daimonji Blog餅もすき酒もすきなりけさの春 虚子 餅に酒。いずれも好きと改めて言う。何やらめでたくあるのは、新年のことほぎだからなのだろう。「けさの春」「今朝の春」で歳時記に新年の季語とある。なるほどである。
遠からじ春の知らせに巡礼の旅の終わり、いつもあっけない、ここは山陰鳥取砂丘、しめくくりはアロハオエ、ハワイの温泉で、朝湯に浸かりながら、このたびの巡礼行脚を振り返る、うるう年には6倍の徳を得られると、そんな説にあやかり、2月29日朝、四国八十八カ所お遍路、八十八番札所大窪寺、山門をくぐり、始めた逆打ち巡礼の旅、雨の日も雪の日もあった、6日目には足摺岬を回り、四万十の三十七番札所岩本寺、ここまで来たところで、思いあってお遍路を中断、この夏か秋に再開を期して、四万十川を遡上、八幡浜港へ、翌日に佐田岬先端の灯台、豊後水道を仰ぎ、三崎港から佐賀関港へ国道フェリー、番外編として、九州巡礼の股旅、美々津海岸、神武天皇お船出の地や、坊津の秋目海岸、秘密諜報員として疑わない、鑑真和尚の上陸地点を巡礼、そして、長崎では所用...巡礼の旅また逢う日まで(22日目)
Ryo Daimonji Blog梅咲いて庭中に青鮫が来ている 金子兜太 庭に梅が咲き春の訪れに満ちている。その庭にあの凶暴な青鮫が来ているという。これはどういうことで、どこからこんな発想が生まれるのか、つまり何を言いたいのか、とか真面目な人ほどあれやこれや考えてしま
春冷えの巡礼の道ザビエルに昨日までの九州の地、明らかに季節が逆戻り、いまにわかに話題、山口市は初めての地、ザビエル記念像にもごあいさつ、山口線沿いに北上、ここ津和野も未踏の地、谷あいの地に、ひそかにたたずむ小京都、実に趣深い、さらに北上日本海へ、益田からは山陰海岸沿い、閑にたたずむ温泉津温泉、出雲神社参拝後は日御碕、岬にそびえる灯台はなかなか、夕映えの宍道湖に沿い、松江から安来へ来たところで、本日の行程はおしまい、雪まじりのみぞれ、すっかり冬の様相、さて、巡礼の旅もこの辺りまでかな、あらエッサッサー、本日の宿営地道の駅あらエッサ本日の走行距離348.5km宍道湖に夕陽落ちて(21日目)
Ryo Daimonji Blog水とりや氷の僧の沓の音 芭蕉 お水取りとは、東大寺の二月堂で行われる修二会のことであるが、3月12日の「後夜」の中で6人の練行衆が閼伽井屋に向かって香水(二月堂の下の岩から湧き出る神聖なる清水)をくみ、これを須弥壇下の香水壺に蓄えて本尊
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