ムルマンスクの天文学者ヴィクトル・エヴゲーニエヴィチ・トゥルシェンコフ氏が、2023年1月31日に逝去されました。享年60歳でした。トゥルシェンコフ氏は1962年6月7日、ウクライナのヴィーンヌィツャ州生まれの天文学者。彼がこよなく愛した詩人プーシキンの生年月日と1日違いであることを非常に誇りに思い、また詩人でもありました。幼少の頃から天文学が好きでしたが、先天性の重い病気を患っていて、彼の運命は常に困難の中にありました。彼のライフワークは主に太陽であり、晴れれば毎日太陽を観察し、研究を続けられました。そして、現代のようにオーロラ出現予報が精密且つスマホで手軽に入手できる時代じゃなかった頃から独自に研究し、そしてオーロラ出現確率が高いと算出された日には、自宅近くの丘に登り写真に収めるという日々を過ごされて...天文学者トゥロシェンコフ氏逝去
バスに乗って職場へ向かうとき、いろいろなイベントカーに会います。昨今ならVだのZだのあしらったバスが多いですが、たまに姉妹都市関係アピールカーに搭乗することもあります。そのバスにたまたま乗って内装を見回し、その都市の市旗を見ていました。確か11だったか12だったかあった筈が、白いシールで覆われた旗がありました。うちに帰ってwikipediaを見たところ、ムルマンスク市と姉妹都市関係にある国際都市1)ルレオ(スウェーデン)1972年3月26日~2)トロムソ(ノルウェー)1972年7月10日~3)ヴァドソー(ノルウェー)1973年4月30日~4)ジャクソンビル(米国)1975年7月14日~5)フローニンゲン(オランダ)1989年6月20日~6)アークレイリー(アイスランド)1994年10月14日~7)アランヤ...姉妹都市・パートナー関係にある国際都市に異変
毎年の伝統行事「クレシェーニエ・ゴスポドゥネ(КрещениеГосподне)」が、1月18~19日にムルマンスク市北部にあるセミョーノフスコエ湖で開催されました。神の洗礼の日、とでも訳しましょうか。以前弊ブログでも何度か取り上げてきました。分厚く凍てついた湖の氷を切ってスペースを作り、そこで行水()するのです。どうしてそこで行水することが神の洗礼に関係するのかというと、ゲローエフ・セヴェロモルツェフ幹線道路を挟みこの湖の反対側にドーンとスパス・ナ・ヴァダフ聖堂(ЦерковьСпаснаВодах)が鎮座しているからだとか。現在は、この聖堂の隣に別の聖堂を建設中。この乱世、もうトニカクホントにネ申束頁み・・・といったところでしょうか。先ずは司祭による洗礼式。そして参加者は、女性は湖畔にある木造小屋(セ...神の洗礼の日
ムルマンスクの天文学者ヴィクトル・エヴゲーニエヴィチ・トゥルシェンコフ氏が、2023年1月31日に逝去されました。享年60歳でした。トゥルシェンコフ氏は1962年6月7日、ウクライナのヴィーンヌィツャ州生まれの天文学者。彼がこよなく愛した詩人プーシキンの生年月日と1日違いであることを非常に誇りに思い、また詩人でもありました。幼少の頃から天文学が好きでしたが、先天性の重い病気を患っていて、彼の運命は常に困難の中にありました。彼のライフワークは主に太陽であり、晴れれば毎日太陽を観察し、研究を続けられました。そして、現代のようにオーロラ出現予報が精密且つスマホで手軽に入手できる時代じゃなかった頃から独自に研究し、そしてオーロラ出現確率が高いと算出された日には、自宅近くの丘に登り写真に収めるという日々を過ごされて...天文学者トゥロシェンコフ氏逝去
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