北欧フィンランド / ガラスデザインの歴史
フィンランドに広がる自然のように自由にのびのびとしたガラスデザインの作品。 決して派手でもなく、静かに楽しい。それはまるでフィンランドの人々のように、素朴でありながら、地味にコツコツと努力を惜しまず、優秀であり、アイデンティティがしっかりあって、創造的で、そして静かな・・・、勝手にそんな風に思ってしまう。 2012年に東京、サントリー美術館で開催された、 「森と湖の国 フィンランド・デザイン」 フィンランドのガラス製造は、18世紀半ばから始まっていたが、その頃のフィンランドはスウェーデン 王国の支配下、1809年にはロシア帝国に併合、1944年ソビエト連邦との戦争はフィンランドの敗戦によって終…