浪子不動と不如帰の碑(小説「不如帰」の舞台)
昔は「波切不動」や「白滝不動」と呼ばれていましたが、徳富蘆花の小説「不如帰」の舞台になったことから小説のヒロイン「浪子」の名にちなみ、浪子不動と呼ばれるようになったようです。 浪小不動(高養寺)の本堂は、葉山にあった慶増院の建物を1953年に移したもので、葉山にゆかりのあった2人の政治家 高橋是清・犬養毅からとられています。海中に立つ「不如帰」の碑は1933年に建てられ、碑の文字は蘆花の兄蘇峰の筆によるもので、この石は江戸時代の初め江戸城修築のために、鍋島藩が伊豆から江戸への海上輸送中に嵐に遭い大崎沖で難破し置き去りにされたものと伝えられています。 画像はフォトムービーでもお楽しみください・・・・ 神奈川県逗子市新宿JR逗子駅